ハーブの昔話
ハーブと一緒に語られるワードとして「アロマテラピー」があります。
この言葉が生まれたのは、ごく最近の事で、20世紀の初め頃だと言われています。
アロマテラピーは香りがもたらす効能を生活の中にも取り入れることを目的としていますが、それは紀元前から行われていることで、ルーツを辿れば現在から約5000年前までにさかのぼります。
古代エジプト文明においては、貴族達の遺体を保管にミイラを作りますが、その際に防虫効果のあるハーブを敷き詰めて、その香りを焚きながら儀式を行ったそうです。
またクレオパトラ女王が、香水代わりバラのオイルを体に塗ったり、ローズヒップを浴槽に浮かべたり、ベッドにバラの花びらを敷き詰めることで、男性の性欲を誘発させていたそうです。
中世ヨーロッパでは、現在のアロマテラピーの基本である、水蒸気蒸留法が生まれました。
またこの方法は、酒造などにも活かされました。
ヨーロッパにおいてはハーブを医療用として用い、教会や修道院の教徒達がそれを広めました。
アロマテラピーでも人気のローズマリーは若返りの水とも呼ばれますが、
そこにはあるエピソードがありました。
年老いた王妃が、痛み止めの薬の中にローズマリーのオイルを混ぜたものを飲んだら、たちまちに症状がよくなり、そのうえ隣の国の自分より何十歳も若い王子が求婚してきたのだそうです。
そのエピソードは、今でもハンガリーにおいて語り継がれています。
ローズマリーには血流を促進させ、肌の状態をキレイに保つ効果があります。
